白河地域初のSDGsフェア開催
2022年11月19日(土)、東陽電気工事株式会社(福島県西郷村)敷地内にて、「SDGsフェア2022〜 来れば、世界にチョットやさしい 〜」が開催されました。
主催の東陽電気工事株式会社を含む市内企業や商店の出店に加え、白河警察署や白河消防署からの協力による特設展示やデモンストレーションも実施されました。
来場者は500名超と、目標をはるかに超える人数のお客様にお越しいただき、大盛況のイベントとなりました。
写真で見る「SDGsフェア2022」開催レポート
オープン前の最終確認中。すでにお客様が続々とお越しくださっています。
受付スタッフには地元の高校生が参加してくれました。
地元商店や飲食店から自慢の品々が提供されました。各店舗には長蛇の列が!
在庫切れの嬉しい悲鳴で、慌てて追加の商品を準備する店舗も。たくさんのお客様にご利用いただきました。
「この商品って、どんなところがSDGsに繋がってるんですか?」
「このお菓子はSDGs目標3につながっているんですよ。材料にこだわっていてね…」
普段なら「商品を選んで会計を済ませたら、すぐに退店」となるところですが、SDGsフェアでは店主とゆったり会話も楽しむことができます。
なかなか聞くことのできないお店の思いやお客様の声に触れるコミュニケーションの場になりました。
こちらは目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」の体感ブースです。
道路工事現場などで実際に使用されている「太陽光発電で稼働する信号機」を間近で見ることができ、子どもたちは興味津々でした。
さらにお子様に大人気だったのが、パトカーに消防車!手を触れたり中を覗いたりすることはなかなか貴重な体験です。
こちらでは、子どもの背丈に合わせて使わないシートベルトを使ったペットボトルホルダーを提供していました。こちらのブースも大人気!行列ができました。
商品や飲食物の販売のほかに、青空教室、体験会も行いました。新型コロナ感染対策のため人数を絞っての開催となりましたが、こちらも大盛況でした。
苔玉をつくるワークショップ。好きな材料を組み合わせて、自分だけの苔玉を完成させています。
会場となった東陽電気工事株式会社の研修棟を開放した体験会です。懐中電灯作りや光ファイバーを使った体験に、子どもたちは夢中です!
同じく研修棟では、SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」にちなんだ展示会も行いました。
ジェンダーにまつわるさまざまな問題提起が掲示され、来場者が自由に意見を書き込むことができる参加型展示となりました。
出店者とSDGsを繋げる「SDGsステッカーラリー」
今回の「SDGsフェア2022」のポイントの一つとして、各ブースにSDGsの1~17の目標を関連づけた「SDGsステッカーラリー」企画があります。来場されたお客様にこの「ステッカーラリー」に参加していただくことで、SDGsの全ての目標に触れられることをめざしました。
「ステッカーをコレクションしていく感覚」は特にお子様に好評で、皆さんにブース全体を隈なく楽しんでいただくことができました!
満員御礼!学びの多いイベントとなりました!
1日限定、この地域では初めてのSDGsに関するイベントでしたが、「こどももおとなも楽しく体感」というテーマ通り、親子連れを含む500名以上の方にご参加いただき実り多いイベントとなりました。
ご来場いただいた皆さま、出店・イベント開催に協力してくださった皆さま、ありがとうございました!
来年の開催もお楽しみに。
【出店者】
東陽電気工事 Instagram
大黒屋
肉の秋元本店
大島屋蒟蒻店
カタノ
オートクラフト草野
押田製材所
花月庭園
アーバン
山口こうじ店
TAVATA
たまき木工所
大椙食品
日産
【特別協力】
【資材協力】
【SDGs監修者より】
近年小中高校でも授業の題材として積極的に取り挙げられるSDGsですが、まだまだ「自分とは遠い存在」と感じている方は多いと思います。
そんな中で、「自分の地元の企業やお店でも、SDGsに取り組んでいるんだ!」「これってSDGsだったんだ!」ということに気づいてもらえたらという想いから、今回のSDGsフェアの企画が始まりました。
各ブースを繋いだ「SDGsステッカーラリー」では、今回のイベントに関わってくださった出店者のお話を詳しく伺い、どのSDGsの目標に関連しているのかを改めてご提案させていただきました。日頃の事業への取り組みや経営について、普段意識していないところが実はSDGsに繋がっていることもあり、改めて見直すきっかけにしていただくことができたと思います。