事業内容
昭和36年の創業以来、製材および住宅設備販売業をメインに地域発展に貢献しています。丸太一本一本は何十年、何百年の年月を経てできたものとして認識し、自然の大切さ、生命の大切さを感じながら日々の仕事に取り組んでおります。
企業理念
「人・地域・森が調和する未来をつくる」
重視する目標
押田製材所は、SDGsの手法を取り入れて環境に配慮した経営を行っています。中でも、目標7、8、12の3つに注力しています。
目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
材木や住宅設備を扱う企業として、環境保全への使命感は非常に強く感じています。特に力を入れているのは、建築用材にならない端材によって作成した生ごみ処理機「キエーロ」の活用・販売。
「キエーロ」は、生ごみを分解するコンポストの一種です。土壌に住む菌の力を利用し、電気や基材の交換が不要で、臭いや虫の発生が少ないことも魅力。さらに、一般の人でも気軽に使いやすくするために、日本大学工学部建築科の学生さんとコラボしてデザインを考案しました。
「キエーロ」によって水分を含んだ生ごみを減らすことで、燃焼負担が軽減され、二酸化炭素の排出も抑制していくことができます。こうした取り組みを地域全体へ、全国へ、そして世界へ少しずつ広げていければと考えています。
また、「キエーロ」の活用・販売以外にも、太陽光発電設備やぺレットストーブ、省エネ住宅設備の推進・提案・販売を通じて、温室効果ガス削減に貢献しています。
目標8「働きがいも 経済成長も」
従業員は、会社の大切な「人財」。押田製材所では、従業員全員がやる気と元気を持って働き、人として大きく成長していく職場環境を目指しています。具体的には、業務効率化による残業削減、産休・育休や時間差勤務など各種福利厚生制度を整えています。会社でのやりがいを感じてもらうことはとても喜ばしいことですが、従業員の方々にはぜひプライベートや家族との時間も大切にしてほしいと思っています。
さらに従業員同士の関係づくりのため、定期的に交流が図れるレクリエーションを実施。従業員の年齢や性別、担当を問わず、気楽に意見し合えて笑顔あふれる職場となっています。
そして、従業員のスキルアップを目指し、様々な研修を実施。研修にかかる費用や、資格を取得するためにかかる費用は会社として補助し、各種勉強会への積極的な参加を促進しています。このように当社を担う人財のキャリア開発支援に力を入れているほか、健康事業所宣言に基づく健康経営の取り組みも実施し、従業員の健康面もケアできるよう心掛けています。
目標12「つくる責任 つかう責任」
私たち押田製材所は、皆さまの暮らしを何十年・何百年と支える安心安全で良質な材木を提供し続けていきます。より安心安全な材木を提供するために、「JAS認定」ならびに「福島ブランド材“とってお木”認証」を取得した工場で製材しています。こうした質の良い材木の安定供給を通じて、持続可能な里山・森林の維持にも貢献していきたいと考えています。材木や住宅設備という環境に直結する商品を扱う会社だからこそ、誰よりも環境を大切に守り抜いていかなければなりません。製材→加工→流通→販売の全ての過程で、環境に配慮した取り組みを実施しています。
環境を守り続けることのほかに、地域を活性化させていくことも私たちの重要な使命だと思っています。特に、地域の子供たちや学生向けの職場体験ワークショップや勉強会を開催し、今後地域で活躍していく人財育成に力を入れています。地域を盛り上げるには、将来を担う若手の活力が必要不可欠!そんな若手のサポートや応援に励むことで、10年後の地域がより魅力あふれるものとなることを願っています。
第1回SDGsフェアの取り組み
押田製材所が取り扱う木材を使用し、一般のご家庭でも使いやすいまな板などの各種商品を販売しました。合わせて商品開発の背景やストーリーもお伝えし、商品に愛着を持って頂けるよう工夫しています。また、生ごみ処理機「キエーロ」を展示し、来場者の皆さまに使い方や効果をご説明しました。木材を使用した商品で木の温もりや香りを楽しんで頂き、「キエーロ」でSDGsについて考えるきっかけを与えられればと思い実施しました。
第2回SDGsフェアの取り組み・意気込み
前回の出店内容と同様に、木材を使用した各種商品の販売と「キエーロ」をご紹介します。現在はコロナ禍が収束されつつあるため、昨年よりも多くのお客様とお会いできるのではないかと非常に楽しみな気持ちでいっぱいです。
元気、やる気、輝き!押田製材所のモットーを掲げ、笑顔あふれた空間で皆さんのご来場をお待ちしております!