2025年度の東京立正高校様との授業プログラムがスタートしています。

25年12月12日

2023年度から始まった「新商品開発プログラム」(現「UP!CYCLE」)も、早いもので今年度3年目のスタートを切りました。

プログラムを導入いただいているのは、東京都杉並区高円寺にある東京立正中学校・高等学校です。

同校には「イノベーションコース」という学科があり、高校3年間を通してSDGsに関連する課題に取り組み、社会貢献できる人材を育成しています。

かねてより課外活動を中心に福島県とのつながりがあった同校から、「授業として福島県の課題発見・解決に取り組ませたい」とご相談をいただき、本プログラムを導入いただいたという経緯があります。

2023年度は廃棄予定のりんごを使った「りんご甘酒」、2024年度は廃棄予定の桃を使った「桃甘酒」をそれぞれ商品化し、販売活動まで実施。初年度はトライアルということもあり、課題発見から商品開発に重点をおいて取り組みましたが、昨年は「売れる商品にする」という視点から具体的な販売目標数まで定め、見事達成することができました。

クラスの生徒全員が販売会に参加。自ら立てた目標”2500本販売”を達成しました!

今年は3年目。2025年9月から「総合的な探究の時間」のカリキュラムとして授業をスタートさせています。

過去2年間は廃棄作物の課題に着目し、アップサイクルという手法を用いて商品開発を行ってきました。今年は福島県白河市のお菓子屋さんとタッグを組み、「地域活性化」や「環境課題」に着目した商品開発を行います。商品数も2種類に増え、前例通りにはいかない新たな挑戦に取り組んでもらっています。

2学期の授業では商品の試食にはじまり、商品コンセプトの策定、商品名や価格案の検討、パッケージデザインの依頼などを順に進めてきました。商品開発の工程が年末にかけて一区切りし、年明けからはいよいよ、販売会に向けての準備がはじまります。
SNS等を活用して生徒自身が開発・販売の様子を発信していくことも計画していますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

当社では、学校のスケジュール(活用できるコマ数)に合わせたカリキュラム作成から、授業設計、資料作成、授業運営まで実施させていただくほか、商品製造を担う事業者の選定・交渉や、授業に必要な出張講師(プロのデザイナーやマーケター等)の手配も行っています。

学校のご状況に合わせ柔軟に対応可能ですので、ご関心のある方はぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
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